こんにんちは。
遺品整理事業部ハートナイズの神保です。８月を目の前に日増しに日差しが強くなり暑さ厳しくなって来ていますね。
唐突ですが皆様、本を読むのはお好きですか？私はこの季節になると本を読みたくなります。読書の秋と言いますが私にとっては読書の真夏。しかもエアコンのない部屋で汗を流しながら集中して本を読むのがいいんです（笑）
本と言えば、以前私が携わった千葉県柏市での遺品整理で歴史研究家の先生のご自宅を整理させて頂いた事があります。
それはまさに本に囲まれ生活、本と共に成長され、本と共に生きて本と共に人生を終えたのだとわかるものでした。遺品整理で一旦回収した書籍を、ご遺族様に提示する為、私は何千冊もある故人様の大切な本のリストを作成しました。１冊1冊を手にしリストを作り、数百個の箱に詰めました。そんな中、故人様ご本人著書の本があり、その後書きに｢私は若い頃からいつでも本が傍らにあり…｣と記され、ご自分の生きて来た証を本と共に語られていました。何度もくくられたであろう痛んだ書籍、これを手にされた時、故人様は女学生だったのかなと彷彿とさせられる色褪せた本達。するとリストを作る為に目の前にうずたかく重ねられた書籍が私にとってもいとおしくさえ思えホロリと涙してしまいました。
遺品は故人様そのものを映す大切なものです。現場は迅速な作業が求められますが、常に単なる片付けと思わず、時には遺品に心を寄せ大切に扱い整理させて頂いています。
今後も日々の作業で感じたことや今後遺品整理をお考えの方が安心してハートナイズにご用命頂ける様な作業事例等をお話させて頂きたいと思っています。
HEARTNIZE 神保
